ここ数年、Web3のマスアダプションを狙うプロダクトやサービスが相次いで登場しています。 しかしながら、その多くは、利用者のプライバシー保護や、長期的な運用において、十分な配慮がなされているとは言い難いものです。 高度なリテラシを伴わない利用者によるWeb3利用は、生命の危険を含む、深刻なインシデントを惹き起こす可能性がある一方で、大手企業が提供するサービスでも、そのリスクが全く配慮されていないという危機的な状況があります。 ブロックチェーンの利用履歴は削除できず、可逆的に問題解決することは不可能ですので、一刻も早い対策が求められています。 3AMは特許出願中の技術群を基に、量子安全の徹底的なプライバシー保護と10億以上の利用者に対しての長期運用を可能とするWeb3サービス基盤をプロダクトやソリューション、コンサルティングサービスとして提供することで、社会正義として、Web3の安全な普及に貢献するために設立されました。 お問い合わせはこちら。
西窪洋平(LinkedIn)は、以下の経験を基に、Web3普及においての全方位での貢献を目指しています。 社会的、ビジネス的な要請を実装可能な設計に昇華させ、PoC実装を極めて迅速に行い、特許等の知的財産化を迅速に行うアプローチを特徴としています。
スマートコントラクトやMPC/TSS技術を用いて、特許出願済みの独自の手法でブロックチェーン利用における量子危殆によるなりすましや利用履歴の横断トラッキングを回避可能なプロダクト、ソリューションとなります。 既存のWeb2アカウントをWeb3対応に拡張するかたちで、短期間での既存サービスのWeb3対応が可能となります。既に1億アカウントを超えるサービスでの利用実績がございます。 Web2サービスへの組み込みも可能な他、WalletConnect対応のモバイルアプリやMetaMask Snapとして提供可能ですので、既存のUXを一切変更することなく、ご利用可能です。 本プロダクトは、Ethereumをはじめ全てのEVM互換ブロックチェーンに対応しております。
一般的なブロックチェーンを用いた決済サービス(ロイヤルティプログラム含む)では、主にストレージの問題によって、1,000万人規模の利用者が毎日使うサービスを長期的に運用することは不可能でしたが、ステートレスzkRollupブロックチェーンのINTMAXを利用することにより、その課題を解決しました。 トランザクションの情報はローカル(事業者側のサーバ含む)に証明セットとして保存されますので、個人情報や会計記録を完全に既存のWeb2同様に取り扱うことを可能としています。既にご対応の組織であれば、個人情報の越境移転などの問題も起こりえません。 当社のアカウントマネジメントシステムとの併用により、1億人を超える規模の利用者が毎日使うサービスのWeb3化が可能となります。 なお、ここまでのスケールでなくとも、決済サービス運用において全体のACID特性を維持することは既存のリレーショナルデータベースなどの用いたシステムを用いても容易なことではなく、年間数億円規模のコストがかかることも珍しくありませんでした。ブロックチェーンは処理系全体でACID特性が担保されておりますので、1/100レベルの低コストで独自の決済サービスを構築することが可能となります。
Multi Party Computing / Threshold Signing Scheme の略称で、複数の主体が参加して署名を行う方式の中で、参加者が閾値(Threshold)を超えた場合に有効な署名を得られる方式となります。 本方式の特徴としては、署名用の秘密鍵が処理系のどこにも存在しない点、単独の主体のみでの署名が不可能という点が挙げられ、Web2認証などと組み合わせることで、利用者のリテラシに依存しない簡易なUXで極めて高度なセキュリティやカストディ非該当性を得られます。
トランザクションにおいての重要な特性、Atomicity(原子性)、Consistency(一貫性)、Isolation(独立性)、Durability(永続性)をまとめた略称となります。 このような特性を既存のリレーショナルデータベースで実現する場合、規模が大きくなればなるほど指数関数的にコストが増大することで知られていますが、ブロックチェーンには生来的に備わっている特徴となります。